第Ⅰ期(第1回-5回)

第Ⅰ期(第1回―第5回1992年―1996年)は、「室内アンサンブル バロック・チャリティーコンサート」というタイトルのもとで、バロックの室内アンサンブルの曲、あるいは声楽曲のプログラムを中心に演奏した時期である。参加したメンバーは全くの手弁当で参加した。

★ 第1回


[日時] 1992年6月21日(日)15:00開演
[会場] CAT-Vホール(簡易椅子100席)
[曲目] J.S.バッハ<ブランデンブルク協奏曲 第4番BWV1049>他
[演奏者] 20名(指揮者、ソプラノ・ソロ1名、フルート2名、ヴァイオリン7名、ヴィオラ3名、チェロ2名、コントラバス1名、チェンバロ3名)
[理 事]  6名(内5名が演奏に参加)

―バッハの室内アンサンブルの曲とカンタータのアリアを中心に演奏。当時は、チャリティーコンサートという会が珍しいこともあり、立ち見の状態で終了した。会場(100名の簡易椅子)があまりに狭く「次回は少し大きなホールで演奏してください」というアンケートがきっかけになり、この会の継続が決まった。


★第2回


[日時] 1993年9月15日(水・祝)14:30開演
[会場] イズミティ21小ホール(400席)
[曲目] J.S.バッハ<管弦楽組曲 第2番BWV1067>他
[演奏者] 24名(指揮者、ソプラノ・ソロ1名、フルート2名、ヴァイオリン12名、ヴィオラ2名、チェロ2名、コントラバス1名、チェンバロ3名)
[理 事] 6名(5名が演奏に参加)

―仙台市のホールが、くじ引きで決定されるシステムになり、一年前の同日午前9:00に会場に並んでの申込となった。運よく希望した会場と日時を予約することができた。曲目は第1回目と同様、バッハの室内アンサンブル6曲であった。


★第3回


[日時] 1994年9月23日(金・祝) 14:30開演
[会場] イズミティ21小ホール(400席)
[曲目]

J.S.バッハ<フルート・ヴァイオリン・チェンバロのための協奏曲 BWV1044>

A.ヴィヴァルディ<調和の霊感 Op.3/8>他

[演奏者] 28名(指揮者、ソプラノ・ソロ1名、アルト・ソロ1名、フルート2名、ヴァイオリン13名、ヴィオラ3名、チェロ2名、コントラバス1名、チェンバロ4名)
[理 事] 6名(5名が演奏に参加)

―この回も、くじ引きにあたり、希望する日を予約できた。


★第4回


[日時] 1995年9月15日(金・祝) 14:30開演
[会場] イズミティ21小ホール(400席)
[曲目] J.S.バッハ<ブランデンブルク協奏曲 第3番BWV1048>
G.P.テレマン<ヴィオラ、弦楽合奏と通層低音のための協奏曲>他
[演奏者] 28名(指揮者、ソプラノ・ソロ1名、フルート2名、ヴァイオリン9名、ヴィオラ5名、チェロ4名、コントラバス1名、チェンバロ5名)
[理 事] 6名(5名が演奏に参加)
[名義後援] 2社

―この回から、名義後援を2社にお願いした。曲目も多彩になり、バッハ以外の曲も取上げた。


★第5回


[日時] 1996年9月23日(月・祝) 14:30開演
[会場] イズミティ21小ホール(400席)
[曲目] J.S.バッハ<チェンバロ協奏曲 第5番BWV1056>
G.P.テレマン<管弦楽組曲 ト長調>他
[演奏者] 27名(指揮者、ソプラノ・ソロ2名、フルート2名、ヴァイオリン12名、ヴィオラ2名、チェロ4名、コントラバス1名、チェンバロ3名)
[理 事] 8名
[名義後援] 6社

―この回から名義後援は6社に増えた。曲目は、バッハ、テレマン、モンテヴェルディであった。